【公式】桜川酒造株式会社

夏は田で米を、冬は蔵で酒を

以前は小国町でも酒米が育てられていたが、近年は誰も作っていない酒米。
独自に研鑽を重ね、小国町の酒米を復活させました。
その後、小国町酒米研究会を立ち上げ、歴史ある酒造の一端を担う事に。
小国桜川で使用している酒米を作付けしている期待の若手酒米農家さんです。

酒造好適米「雪女神」「出羽の里」生産者 農家 井上昌樹さん

父が始めた酒米作りを続けていく

祖父の時代から3代目続いて農家をしながら桜川酒造の仕事をしてきました。

祖父は販売業務、父は精米技術屋、そして自分は蔵で酒造りをしています。先代の父から酒米を作り始めましたが、その父が他界し、ますます酒米づくりに対する想いが強くなってきました。

自分自身が育てた酒米が酒になる、そしてその酒造りにも関わるようになり、もっと深く自分や家族、仲間と育てた米に愛情をもてるようになりました。 米が酒になることで、今まで届かなかった方の手に自分の思いが届くことがうれしいです。
酒造好適米「美山錦」生産者 農家 横山洋平さん

酒米づくりは自分自身の新境地

農家として新しいことしたいと思い、酒米に挑戦しています。

以前はサラリーマンとして別の仕事を持っており、実家の農家を継いで早14年になります。農家になり自然との向き合い方を日々勉強しています。

酒米を作りだしたのは先輩農家の井上さんと、桜川酒造の麹担当の方に誘われたことがきっかけです。令和になって何新しいことに取り組みたいと思っていたときでしたので、思い切って挑戦してみました。

酒米を作り始めたときは酒蔵の改革に立ち会えると思っていなかったですが、地元の地酒に貢献できることが今は何よりの喜びです。

桜川酒造株式会社 
代表取締役社長 石井宏和

歴史と文化を100年先にも残したい

小国町での地域関係人口の創出や事業伴走に取り組む中で、桜川酒造株式会社の土蔵を利用したコワーキングスペースなどを運営してまいりました。

その中で、酒米農家の方をはじめとするたくさんの小国町の方と出会うなかで、酒蔵の経営のご相談も受けることになりました。

317年の江戸時代から続く伝統的酒造りを大切にしている酒蔵の姿をみて、この文化を絶やしてはいけないと思い、大役をお引き受けすることを決断しました。

古きを守りながら新規事業の立ち上げや新商品開発、女性や若者(マルチワーカー)の才能を活かせる社内体制づくりへと変革を行っている途中です。

この桜川酒造という歴史深く懐の深いフィールドで新たな価値を創り出して100年先にも残る酒を造ってまいります。

福岡県出身
村上友梨
営業課長補佐

お酒と地域と人がすき

小国町に移住してからはや3年がたちました。

初めての冬には雪の多さに驚いたり、寒さに凍えたり。それでも小国町の温かいみなさんと一緒に地域づくり、酒造りに関われることで慌ただしくも楽しい毎日を過ごしています。

お酒も大好きですし、ちょっとシャイな蔵人や初めてお会いする方とお話しすることが刺激的で勉強になることばかりです。

元気に酒蔵見学も承っております。